川木建設株式会社
無料市場調査

COLUMN

【2024年最新版】30坪未満の狭小土地活用事例23選!どんな土地でも使いこなすアイデア集

【2024年最新版】30坪未満の狭小土地活用事例23選!どんな土地でも使いこなすアイデア集

はじめに

狭い土地は持っていてもどう使えばいいのか分からず、持て余していませんか?
土地は持っているだけで固定資産税や雑草の手入れなどの最低限の管理が必要です。家などが残っていれば建物の管理もしなくてはなりません。

実は土地活用で大切なのは広さではありません。立地の特徴を知り、立地に合った活用方法を選ぶことで、無価値に思えるような土地でも有益な資産とすることができます。
土地には面積、近隣の状況などの条件によってどんな強みを持っているのかが大きく変わります。まずは多くの活用方法を知り、持っている土地の特徴や相性を検討することから始めてみましょう。

今回の記事では30坪未満の狭小土地活用方法として23の事例を集めました。それぞれ狭小地に向いている理由、初期費用、事業を行う必須条件、メリット・デメリットについて比較できるようにまとめています。詳細の解説と併せて読み進めていただければそれぞれの事業が持つ特徴や土地との相性が分かるようになります。

狭い土地活用のアイデアの参考としてご利用ください。
また、土地活用でプロに相談したいという人は川木建設へ直接ご連絡ください。

1 )狭小地の相性を見分ける4つのポイント

狭小地の相性を見分ける4つのポイント

狭くて使い勝手の悪い土地でも立地を良く知れば相性の良い活用方法が見つかります。
狭小地で相性の良い事業を見つけるために4つのポイントに注目して解説していきます。

4つのポイント
  • 繁華街近辺の土地
  • 住宅街近辺の土地
  • 田畑・山岳近辺の土地
  • 10坪以下の極狭小地

繁華街は人通りが多く、商店やオフィスが多い特徴があります。人は不特定多数でそこに定住しているわけではありません。多くの人が何らかの用事を満たすために一時的に訪れる場所です。

住宅街は多くの人が定住している地域です。行きかう人の顔ぶれの変化は少なく、生活に密接した需要があります。

田畑・山岳近辺では人の生活や商業活動からも離れた地域である特徴と、その反面に国道等大きな道が通っていることが多く人目に付きやすい場所もあるという特徴があります。

極狭小地には小さい土地だからこそできる活用方法があります。

これら4つのポイントを基準に相性の良い活用方法について紹介していきます。それぞれの特徴やメリット・デメリットについて比較しながら確認していきましょう。

2 )繁華街近辺におすすめ

繁華街近辺におすすめ

2-1 )貸店舗

貸店舗の狭小地活用
狭小地に向いている理由 小規模な店舗なら30坪程度でも建設可能
初期費用目安 3000万円~
必須条件 商店としての需要がある場所
メリット 人通りの多い立地では高い家賃設定ができる
デメリット テナントが入らないと利益がでない

小規模な店舗は30坪ほどでも運営するには十分な広さを確保することができます。商店として需要がある場所ならテナントも集まりやすいでしょう。
初期費用目安は建物の建築費用も含んでいますが、建物がある土地ならリフォームなどを行うことでもっと安く貸店舗にすることができます。

2-2 )賃貸事務所

賃貸事務所の狭小地活用
狭小地に向いている理由 小規模な事務所なら30坪程度でも建設可能
初期費用目安 2000万円~
必須条件 土地が狭いので駅の近くや交通の利便性が良い場所
メリット 飲食店より経営が安定しやすい
デメリット 飲食店よりテナントが入りにくい

賃貸事務所は貸店舗の中でも事務所に的を絞った賃貸です。飲食店に必要な調理器具や商店に共通する販売エリアとバックヤードの間取りなどが必要なく、その分内装がシンプルになります。
商店や飲食店に向かない土地でも事務所であれば需要がある立地もあります。店舗系賃貸の1つとして覚えておくと良いでしょう。

2-3 )カウンター飲食店

カウンター飲食店の狭小地活用
狭小地に向いている理由 客席のスペースを最小限にできるカウンターだけの飲食店なら狭くても建設可能
初期費用目安 3000万円~
必須条件 交通の便、駐車場の確保などお客様が来店できる環境がある
メリット 居抜きなど出店者を募りやすい
デメリット できる飲食店が限られる

カウンター飲食店とはラーメン店や定食屋、居酒屋などに多い厨房とカウンター席だけの飲食店です。
客席を広く取らずに済むので狭い土地でも飲食店経営が可能です。ただし客席が少ないので回転率や付加価値で単価を高くするなどの工夫が必要です。
オーナーとしてもあまり高い家賃を設定しすぎるとテナントが利益を出せず安定しなくなります。借り手がいなければ収入も0になってしまうのでテナントを支援しながら経営することも大切です。

2-4 )テイクアウトショップ

テイクアウトショップの狭小地活用
狭小地に向いている理由 客席の必要がないテイクアウトを前提とした飲食店なら狭くても建設可能
初期費用目安 1000万円~
必須条件 人通りや集客が見込める立地
メリット テナント入れ替えの手間が飲食店より少ない
デメリット テナントの入れ替わりが起きやすい

テイクアウトショップとはお弁当屋、パン屋、ケーキ屋のような持ち帰りを基本とした店舗です。客席を必要とせず厨房とカウンターがあれば店舗として運営することができます。最近では毎年流行のスイーツやファーストフードが変わるので、簡易的な店舗としても需要があります。

2-5 )レンタルスペース

レンタルスペースの狭小地活用
狭小地に向いている理由 30坪程度の広さを活かせればいろいろな使い道ができる
初期費用目安 2000万円~
必須条件 活動できる最低限のスペースが必要
メリット 限定されない様々な需要に対応できる
デメリット 集客を行う必要がある

レンタルスペースは目的を限定しない時間単位から短期間の利用を行うことができます。趣味や習い事が増えている近年ではダンススタジオや手芸教室などの利用、ビジネスでは会議や研修にも使うことができます。レンタルの受付や管理など随時対応する必要があるので、月単位で貸し出す賃貸物件より運営の手間はかかります。

2-6 )保育所

保育所の狭小地活用
狭小地に向いている理由 少人数の定員であれば狭い土地でも保育所を経営することができる
初期費用目安 2000万円~
必須条件 子供を預ける需要がある地域
メリット 安定した経営が見込める
デメリット 自分で経営する場合はやることがたくさんある

福祉事業の1つとして小規模な保育所であれば運営することができます。
住宅の近くや駅近く、オフィス街の近くなど子供を預ける需要が高い場所であれば安定した利用を見込むことができます。自分で運営する場合は施設責任者として多くの労働や守らなくてはならない規定がたくさんあります。子供が好き、社会に貢献したいというオーナー様にはおすすめです。

2-7 )コインパーキング

コインパーキングの狭小地活用
狭小地に向いている理由 車を数台置けるスペースがあれば事業が行える
初期費用目安 1000万円~
必須条件 繁華街の近くなど臨時の駐車需要がある立地
メリット 運営の手間が少ない
デメリット 駐車可能台数が少ないと大きな利益は上げにくい

コインパーキングは月極駐車場と違い、臨時の駐車場、不特定多数の利用者という特徴があります。住宅街付近の臨時駐車場としての活用もありますが利益は少な目です。また入出庫と料金支払いを管理する機器の導入が必要なのでまとまった初期費用が必要になります。
臨時の駐車機会の多い駅の近くや大きな病院の近く、観光地の近くなど立地によって売り上げが大きく変わることが立地のポイントです。
コインパーキングには専門業者に土地を貸して一定の利益を得る「一括借り上げ方式」という利用方法もあります。利益は少なくなりますが初期費用回収や管理、運営の手間も掛からずに済みます。

2-8 )時間貸し駐輪場

時間貸し駐輪場の狭小地活用
狭小地に向いている理由 自転車が数台置けるスペースがあれば可能
初期費用目安 100万円~
必須条件 駅の近くなど臨時の駐輪需要がある立地
メリット 運営の手間が少ない
デメリット 駐輪可能台数が少ないと大きな利益は上げにくい

時間貸し駐輪場は駅などの近くに専用の機械で自転車やバイクをロックして保管する駐輪場です。一般的なスペースだけを提供する駐輪場とは異なり、機械でロックすることによって盗難防止にもなるのが特徴です。
立地が良ければ自転車数台からでも始めることができます。
入出庫を管理する機器などの導入が必要になるので最低でも100万円以上の予算は見ておいた方が良いでしょう。

3 )住宅地近辺におすすめ

住宅地近辺におすすめ

3-1 )戸建て賃貸

戸建て賃貸の狭小地活用
狭小地に向いている理由 戸建てなら30坪程度でも建設可能
初期費用目安 2000万円~
必須条件 賃貸住宅の需要が見込める地域
メリット 入居が安定しやすい
デメリット 空室リスクが高い

30坪ほどあれば戸建て賃貸を建てることは可能です。
近年では持ち家よりも賃貸の方がいいという人が増えてきていることから立地が良ければ需要も高い活用方法です。
狭くてもデザインや設備などのクオリティが優れていれば家賃も高めに設定することができます。
戸数は1つしかないので空室リスクは高くなります。立地や需要については慎重に調べておきましょう。

3-2 )重層アパート

重層アパートの狭小地活用
狭小地に向いている理由 重層構造なら土地の広さを最大限活かせる
初期費用目安 3000万円~
必須条件 賃貸住宅の需要が見込める地域
メリット 狭い土地でもアパート経営できる
デメリット

重層アパートとは階段や廊下など住人同士の共有部分がないアパートのことです。1階部分にそれぞれの玄関があり、そこから各部屋へ向かうことができます。法律上通常のアパートは「共同住宅」ですが、重層アパートは「長屋」という扱いになり、適応する法律や基準に違いがあります。
外階段や廊下などを必要としない分狭い土地でも複数の戸数がある住宅を建築しやすい特徴があります。
特殊な構造をしている建築物なので、建設の際は専門知識を持った経験のある業者に依頼するようにしましょう。

3-3 )ガレージハウス

ガレージハウスの狭小地活用
狭小地に向いている理由 ガレージ付きの特徴で狭い土地でも賃貸の需要を高くできる
初期費用目安 2000万円~
必須条件 2階建て以上の建物が建設可能な土地
メリット 入居層は車やバイクを持っている人が多く立地に縛られにくい
デメリット 通常の戸建てより建築費用は高くなる

ガレージハウスはガレージが一体となっている戸建て住宅のことを指します。狭小の場合基本的には1階部分がガレージになり、2階以上が住居という構造です。
普通の戸建てよりガレージという付加価値のある物件になります。車好き、バイク好きだけではなく趣味のスペースとして使いたいという人も多く、需要が高まっています。
車やバイクを持っている利用者が多いので、駅から遠く交通の便が悪い土地でも戸建て賃貸として需要が見込めることも魅力です。

3-4 )月極駐車場

月極駐車場の狭小地活用
狭小地に向いている理由 車1台~止められるスペースがあれば可能
初期費用目安 数万円~
必須条件 住宅街の近隣等固定した駐車の需要がある地域
メリット 初期費用がなくてもすぐに始められてすぐに辞められる
デメリット 台数が少なければ利益が少ない

月極駐車場は月単位で駐車スペースを貸し出します。コインパーキングのように特殊な機械が必要なく、駐車が可能な状態であれば初期費用も必要ない土地活用です。
住宅街付近や事務所、営業所などが多い場所で需要があります。逆に都心部のように車を持つ必要性が低い地域や、地方など広い土地の家やどこでも駐車できるような地域では需要が望めません。できれば家から近くの駐車場を優先したいという利用者が多く、車離れも進んでいるので近隣の需要も確認してから取り組むことが大切です。

3-5 )コインランドリー

コインランドリーの狭小地活用
狭小地に向いている理由 ランドリー機器を置ける広さと建物があれば可能
初期費用目安 2000万円~
必須条件 住宅街の近隣など洗濯の需要がある地域
メリット ニーズが高まっている
デメリット 立地や経営ノウハウが必要

コインランドリーはランドリー機器を置ける広さと洗濯物をたためるスペースがあれば運営は可能です。
住宅密集地など歩いていくことが難しい場所では駐車場がないと集客が難しい場合があります。狭小地でコインランドリーを行うのであればマンションなど集合住宅が多い地域がおすすめです。
共働きの増加によりコインランドリーの需要は高まっていますがライバルも多く、経営は単純というわけにいかないのが現状です。業務委託やコインランドリー企業に土地だけ貸すという方法で運営する方法もあります。コインランドリーで土地活用を考える際は業務委託を視野に考えるのがおすすめです。

3-6 )ケアホーム

ケアホームの狭小地活用
狭小地に向いている理由 戸建てが建てられる広さでできる福祉事業
初期費用目安 2000万円~
必須条件 老人福祉・障碍者福祉等の認可が必要
メリット 狭い土地でも福祉事業が行える
デメリット 福祉経営としての労力がかかる

ケアホームとは軽度の支援が必要な人たちが支援を受けながら共同生活を行う福祉系の事業になります。高齢者向けと障碍者向けがあり、それぞれ規定する法的根拠が違います。
最低限の規定はありますがどちらも共通して介護や支援の量は軽度で体は元気な人を基本としています。
福祉系は報酬の上限が決まっていて労力の割には報酬が少ないことで知られていますがケアホームは比較的労力の少ない福祉事業です。
大きな施設や設備も必要なく、戸建て住宅程度の広さから始めることができるので狭小地での福祉事業として向いています。

3-7 )家庭菜園用貸農園

家庭菜園用貸農園の狭小地活用
狭小地に向いている理由 植物を植えられる程度の広さがあれば可能
初期費用目安 0円~
必須条件 植物が育つ土壌であること
メリット 初期費用も維持の手間もほとんどない
デメリット 相場が年数千円~と、とても利益が低い

家庭菜園用貸農園とは商業的に農作物を収穫するのではなく趣味の範囲で野菜や花を育てたいという人向けに畑を貸し出す土地の活用方法です。特に定年退職後の趣味として人気が高く、住宅街の近辺に需要があります。
何も建っていない土地で植物を育てられる土壌であれば初期費用は必要ありません。住宅地や工業跡地である場合は基礎や石、廃棄物等が埋没している場合があり、撤去に費用が掛かります。
遺産で農地を分割した際や他の事業に農地を使った残りの土地などの使用に向いている活用方法です。

4 )田畑・山岳付近におすすめ

田畑・山岳付近におすすめ

4-1 )太陽光発電施設

太陽光発電施設の狭小地活用
狭小地に向いている理由 30坪程度の日当たりの良い土地があれば可能
初期費用目安 100万円~
必須条件 日当たりの良い土地と送電できる環境
メリット 経営の手間がほとんどない
デメリット 狭い土地ほど発電量が少なくなる

太陽光発電は太陽光パネルを設置して発電を行い、生産した電力を売ることで利益を得ます。しかし狭小地ではどんなに日当たりが良い場所でも設置できる太陽光パネル数に限りがあり、大きな利益は見込めません。
もし住宅に隣接した土地であれば、電力を自分の家で使い、余った電力を売るという方法もあります。自宅での電気料金が減り、売った電力で少しでも利益を得ることができます。
活用が難しい土地でも何もせずに固定資産税を取られ続けるよりは家計の足しにすることができます。

4-2 )貸倉庫

貸倉庫の狭小地活用
狭小地に向いている理由 30坪程度の広さがあれば建設できる
初期費用目安 1000万円~
必須条件 倉庫を建てられる地盤と立地であること
メリット 経営の手間がほとんどない
デメリット 倉庫の建設費用と維持管理が必要

貸倉庫は屋根付きの建物を建てて、そこに資材や商店の在庫などを保管する場所として貸し出します。
30坪以下となると小規模になり、搬入するトラックなどの駐車スペースも確保できないので倉庫付近に一時的に車を停めて置ける場所があるか、トラックが入れる道幅があるかなども立地として必要な要素になります。
貸倉庫を運営する場合には保管する荷物の種類や利用してくれる業者の見込みを立ててから行うようにしましょう。

4-3 )資材置き場

資材置き場の狭小地活用
狭小地に向いている理由 物が置ける広さがあれば可能
初期費用目安 0円~
必須条件 資材の出し入れが可能な立地
メリット 初期費用や維持費用がほとんどかからない
デメリット 借地としての利益は低い

資材置き場は屋根のない土地に建築や土木などの資材を保管しておく場所として貸し出します。
貸倉庫とは違い土地だけあれば良いので資材を置ける環境であれば初期費用なしで始めることが可能です。
手間や費用が掛からない分、借地料の相場も低い傾向があり大きな利益を見込める土地活用ではありません。また資材置き場として、資材を置きたい業者がいるかどうか、搬入に可能な立地であるかどうかということも確認してから取り組むようにしましょう。

4-4 )レンタル収納

レンタル収納の狭小地活用
狭小地に向いている理由 コンテナや小屋などを設置できる広さがあれば可能
初期費用目安 500万円~
必須条件 車で搬入が可能な立地
メリット 人通りの少ない土地でも活用できる
デメリット 利益が少なく初期投資回収までに時間が掛かる

レンタル収納はコンテナボックスの設置やレンタルルームの建設によって収納スペースを貸し出す事業です。収納品の種類は家に入りきらない家庭用品、キャンプ道具、趣味の道具の他企業からも会社で保管しきれない在庫や資料、書類などの需要があります。
利益は高いとはいえませんが、汎用性が高くどんな立地でも適応しやすい特徴があります。空いている土地を何に使ってよいか分からないときはレンタル収納での活用を検討してみるのも良いでしょう。

5 )極狭小地におすすめ

極狭小地におすすめ

5-1 )野立て看板

野立て看板の狭小地活用
狭小地に向いている理由 看板を建てられる広さがあれば可能
初期費用目安 0円または数十万円
必須条件 人目に付きやすい場所であること
メリット 維持管理の手間がない
デメリット 利益が少ない

野立て看板は敷地内に企業や商店の広告となる看板を立てることで利益を得る活用方法です。手間もなく、看板が立つほどの土地があれば可能なのですが、人目に付きやすい場所であることが大前提として必要です。また看板が立つことで空いているスペースが使いにくくなってしまうこともあります。
看板を立てる場所が邪魔にならないか、他の活用方法がないのかということも検討しておきましょう。

5-2 )自動販売機

自動販売機の狭小地活用
狭小地に向いている理由 自動販売機を置ける広さがあれば可能
初期費用目安 0円または数十万円(1台)
必須条件 人通りと電源が必要
メリット 少ない手間で安定した利益が得られる
デメリット 立地によって影響されやすい

自動販売機は敷地内に自動販売機を設置して、後は無人で商品を販売することができます。自動販売機で販売できる商品はジュースだけではなくお菓子や玩具、ギョーザやハンバーグなどの食品を取り扱うことも可能です。
自動販売機の導入は自分で販売機器を購入する以外にも飲料メーカーに委託する方法もあります。委託した場合は販売機本体の費用、ジュースの補充など運営は飲料メーカーが行ってくれます。利益はその分少なくなってしまいますが、労力は全くかからなくなります。

5-3 )証明写真機

証明写真機の狭小地活用
狭小地に向いている理由 証明写真機を置ける広さがあれば可能
初期費用目安 0円~
(基本的に業務委託)
必須条件 委託業者が設置を認める立地であること
メリット わずかな土地でも収入が得られる
デメリット できるかどうかは委託業者しだい

証明写真機の導入は写真機を設置する広さがあれば行うことができます。ただし証明写真機の導入は基本的に委託業務です。証明写真機を取り扱う業者が設置可能か判断し、可能であれば後の管理は業者が行います。一定の利益を得られますが高い利益は望めません。

5-4 )直売所

直売所の狭小地活用
狭小地に向いている理由 小屋が設置できる程度の広さがあれば可能
初期費用目安 1000万円~
(建設費含む)
必須条件 直売できる商品の提供を受けられること
メリット 特産品など特徴的な商品を扱える
デメリット 経営には工夫が必要

直売所は野菜の直売、卵の直売などの農産品を小屋や専用の販売機で販売することのできる場所です。最低限商品を置くスペースや販売機を置くスペースがあれば活用できます。
自分で育てた野菜の販売や、地元の特産品を扱う人たちと契約して商品を置くという方法があります。
直売所の規模は無人販売や販売機、小屋から販売店舗など規模やクオリティは土地の広さとどこまでこだわるかによって変わります。

6 )まとめ

今回は30坪以下の土地活用方法として23の事例をあげましたが、狭小地でも相性と強みを見つければ活用方法はたくさんあります。
人通りの多い繁華街の近く、生活需要の高い住宅街の近く、人もお店も遠い田畑の多い地域、その他ほんの少しの極狭小地だったとしても、強みを見つければ活用方法はあります。
狭いから、立地が悪いからと土地の活用をあきらめてはいけません。

川木建設では土地活用について知識と経験豊富な職員が悩みにお答えします。土地の活用について分からないことがあればお気軽にご相談ください。