所有者がわからない土地
皆さん、こんにちは。
梅雨も半ば、毎日ジメジメした日が続いていますが、
いよいよ7月に入りました。梅雨明けが待ち遠しいですね!
さて、今年に入って、新聞や週刊誌等でも報じられているので、ご存知の方も多いかと
思いますが、今、日本全国で所有者の所在がわからない土地が増えているそうです。
2016年現在で410万ヘクタールあり、これは九州全土を上回る面積です。
2040年には780万ヘクタールにまで拡大するとも言われています。
これはなんと、北海道と同じ大きさとのことです。
なぜ、いまこのような土地が増えているのか?背景としては、
登記が義務ではないということもありますが、根本的な原因としては
固定資産税などの負担が重くて放棄される、または、土地の使い道がない、
所有者が遠方にいるなどが上げられます。
また、その多くが相続をきっかけに所有者が変わった土地であるそうです。
確かにこれらの土地は売却が難しいケースが多く、固定資産税の負担や、
管理をするだけの、いわゆる「負動産」となってしまっているケースが多いです。
土地は資産である一方で、維持管理にお金がかかりますので、負動産にもなり得ます。
遺す側として相続対策を考えるとき、良い資産を残すこととともに
不良資産となる負動産をしっかり整理しておくことも必要なことです。
何が負動産となるのか?また、何を残すべきか・・・など、
家族で生前にしっかりお話合いをしておくことは大切です。
何から手を付けるべきか悩んでいらっしゃるようでしたら、
是非、相続、不動産に詳しいスタッフがいる私たち川木建設までご相談ください。